おっちラボ

島根県雲南市で活動するNPO法人おっちラボの活動記録です。http://occhilabo.com/

【新役員体制始動のご報告】

2020年5月20日、正会員による第8期定時社員総会にて、おっちラボは新役員体制への移行を決定いたしました。新役員体制は以下のとおりです。
 代表理事  小俣健三郎(2018.9〜)
代表理事 白石章二(新任)
理事    石原達也(新任)
 監事    木村守登(2014.4〜)
移行の背景は、何よりも「意思決定の力を高めること」でした。設立から7期を経る間に雲南のまちづくり・人材育成の状況が進化していく中、おっちラボは、いわゆる“選択と集中”が不十分であったため存在価値を発揮しきれない数年を過ごしていました。昨年、あらためて、おっちラボが存在している意味を問い直し、「雲南に関わる人の可能性を開放するまちをつくる」という使命をがあることを確認しました。
それを踏まえ、前理事の矢田明子氏、山元圭太氏より、上記の使命を果たすためには、雲南のみなさんに「雲南が持続するための戦略」を提案して実行しきるチームにする必要があるため理事体制を刷新するべきという提案を受けました。こうした観点からお声がけしたのが新理事の2名です。
白石理事は、三刀屋高校出身で、大手コンサルティング会社を経て現在ヤマハ発動機に所属しており、本業の傍ら、NPOの経営支援や地方創生の取組にも関わってきました。石原理事は、おっちラボが常に目標としていた岡山県の中間支援組織(おかやまNPOセンター)、シンクタンク(みんなの集落研究所)、コミュニティ財団(みんなでつくる財団おかやま)のすべての立ち上げ・経営に参画してきています。新理事2名には、その経験をいかして、おっちラボが上記使命を果たしつつ事業体としても持続する存在となれるよう、引っ張っていただきます。
なお、以上に伴い、前理事の矢田氏および山元氏は理事を退任いたします。創業者でゼロから事業の形を作り上げてきた矢田さんと、創業直後から5年間愛と厳しさをもって常に有効なアドバイスをくれた山元さんには、関係者を代表して心から感謝を表します。お二人には引き続き、それぞれ顧問、アドバイザーとしておっちラボの事業に対する叱咤激励をいただきます。
新体制として、さっそく、新事業を構築するための雲南林業に関する調査研究も開始しました。それについてはまたしっかりとご報告させていただきます。
おっちラボは「雲南に関わる人の可能性を開放するまちをつくる」という使命をしっかり担い、雲南をさらに挑戦する人が輝き続けるまちにしていくことを約束します。引き続き、応援の程よろしくお願い申し上げます!
2020年5月21日 代表理事 小俣健三郎
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総会に集まった皆さま(ゲストもご一緒に)。